事業縮小・廃止の際のJimdoどうする?
Jimdoもサービス提供開始からはや十数年、日本でのサービス開始は2009年だったそうです。
提供開始直後から利用していた方も、利用開始が30歳だったとしたって、45歳。40歳だったなら55歳!50歳だったなら65歳!それだけ時間が経つと、時代の流れも変わります、生活スタイルも変わります、様々な理由で事業縮小・廃止される方もいらっしゃいます。
今まさに、Jimdoの固定費を削減したいなぁと考えている方、もうホームページは必要ないなぁという方、ただ有料プランを解約すればよい!と思っていませんか?それ危険です!
今はまだ絶好調!でも、個人事業主ならいつかは必ず。先のこともちょっと知っておくと良いと思います。
Jimdo有料プラン解約=???
特に危険な方はこんな方
こんなお支払いの方 | ドメイン | メールサービス | 危険度 |
Jimdoのみにホームぺージ費用を払っている方 |
Jimdo | Jimdoメール |
MAX パターンA |
Jimdo以外にも色々払ってるよ!という方 |
外部ドメイン お名前.comやムームードメイン・さくらインターネットなど他社 |
Jimdoメール |
高 パターンB |
お名前メールやロリポップ・さくらインターネットなど他社 |
低〜高 パターンC |
||
制作業社に支払っている |
上記のうちどちらに当てはまるかは、担当者にお問い合わせください。 |
上記のうちいずれか |
危険度MAX・高の方が考慮すべきこと。
Jimdo無料プランへのダウングレードで色々どうなる?
特にパターンAの方!Jimdo有料プランを解約するとドメイン放棄&メールも使えなくなりますよ?それ大丈夫ですか?
決して有料プラン解約を引き留めているわけではありません。有料プラン解約を前提としての話です。
事業縮小ということで、ドメイン自体の所有権放棄して、メールアドレス使えなくなってもいいよ!だってもうその仕事しないし。と、簡単に考えていませんか?リスクが以下のとおり沢山あります。
- ドメイン放棄後リリースされ、他の誰かが自分のドメインで事業をはじめられます。
- ドメインを次に使う事業者はどんな事業者かわかりません。怪しい事業者かもしれませんよ?
- 自分が使っていたドメインを詐欺に使われたら?ドメイン=屋号/社名なのに、簡単に手放して大丈夫ですか?
- メール解約により、過去のお客様とのご連絡手段がなくなります。フォローとか、大丈夫ですか?
- PCやスマホの過去のメールが消える場合もありますよ?
- 事業用E-mailアドレスとして、IDとして、そのメールアドレスを何かしらのサービスやサブスク契約に使用していませんか?パスワードを忘れて再発行してもその再発行メールは、そのアドレスに届きますよ?つまり再発行メールが届かずに詰んでしまいませんか?大丈夫ですか?
危険度MAXの回避策 >>> ドメイン移管・新メールサービス利用
ドメイン移管・新メールサービス利用=引越し
ドメイン移管やメールサービス変更を行って危険を回避しよう!
以下はデジタルなことはちんぷんかんぷんな方に向けた説明です。
まず、お店の引越しをイメージしましょう。こんな感じです。
- ドメイン:lyckstill.jp = リュクスティルの住所と屋号・社名看板
- メールアドレス:hello@lyckstill.jp = お店の前にある郵便ポスト
- ホームページURL:https://www.lyckstill.jp = 商品の並んだお店の中
1.住所(ドメイン)があるから、2.郵便ポストもおけるし、3.お店の中にも入ってもらえる。
といった感じで、2.3.のいずれかや両方を使うには1.が必須です。
有料プランの解約を考えている方の大前提はこんな感じ。
- 3.のお店が必要なくなったので、Jimdoから撤退することにしました。
- 賃料も高いのでお店自体は閉めたいのですが、見知らぬ人に私の住所や屋号/社名看板を使って、別の商売をされたくありません。また、既存のお客様と連絡がとれなくなるのも困るし、手紙がきたら受け取りたい。空いている時間で対応できそうなことは対応するつもりです。
パターンA:Jimdoのみにホームページ費用を支払っている方は…
- 1.2.3.すべてJimdoの敷地内にあり、有料プランを解約することで敷地内にあるすべてのサービスが利用できなると言われ、Jimdoビルからの撤退=1.住所も2.郵便ポストも撤去され使えなくなってしまいます。
- 住所と郵便ポストだけどこかに置いてくれないかなぁ?バーチャルオフィスみたいに?
パターンB:お名前.comやムームードメインなど、ドメインは外部で取得したけれど、Jimdoメールだけ使っている方は…
- 1.住所はもともと他にあるので問題ないのですが、2.郵便ポストはJimdo内にあるので利用できなくなると言われました。使えなくなります。
- お客様からの連絡があるかもしれないポストはどこかに置いておきたいです。どこかに置くことってできるの?
パターンC:お名前.comやムームードメインなど外部ドメインとJimdoを接続されている方は…
- もともと、1.住所も2.ポストも他のところに置いてあって、3.お店の中だけ、1.住所からワープしてJimdoに行けるようにしていました。
- お店を閉めるにあたって、Jimdoの外にある1.住所・2.郵便ポストはどうしたらいいですか?もう必要ありませんか?
お店をたたんでも、住所や郵便ポストは必要!という方も大丈夫!
Jimdo有料プランを解約しても、別のところでドメインを維持し、メールサービスを使いつづけることができます!
リアルな引越しであれば、たとえ自宅住所や実家住所であっても、連絡先として新しい住所・新しい郵便ポストを用意しますよね。
しばらく精算などもありますし。それと同様に…必要に応じて、
- X社に1.住所(ドメイン)を引越し=ドメイン移管
- X社に2.店前の郵便ポスト(メールサービス)を置く=新メールサービス利用
が必要ということになります。
Jimdo有料プラン解約後に同じメールアドレスを使い続けるためには…
パターン別:Jimdo有料プラン解約前に必要な手続き
Jimdo解約 [[前]] に手続きが必要です!お気をつけください!
ドメイン移管 | 新メールサービス | |
パターンA |
ともに必要 残存期間45日より前の手続きが必要です! |
|
パターンB |
不要 | 要 |
パターンC |
ともに不要 ただしJimdo外のホームページに付随する外部の契約は解約せずキープする Jimdo解約と同時に解約しない! |
<要注意>パターンAの方!残存期間45日以下のJimdo契約更新直前には、移管できません!
ドメイン残存期間が45日を切っていると、ドメイン移管ができません。
つまり、Jimdo契約更新のギリギリにこの作業はできません。すでに45日を切ってしまっている場合には、もう一年Jimdo利用料を支払い、移管を進める必要があります。Jimdoから更新のお知らせが来た…どうしようかな、、、、と迷っていると、45日を切ることになります。
(Jimdoさんの名誉のためにお伝えしておくと、Jimdoの意地悪ではなく、他で取得したドメインでも契約更新直前の他社へのドメイン移管は制限されています。)
有料解約+ドメイン移管・新メールサービス利用で何がどう変わる?
例: | Jimdo有料プラン内 | Jimdo有料プラン終了後 | |
ホームページのURL | 変更あり | https://www.lyckstill.jp |
★ https://www.○○○○○.jimdoweb.jp ※顧客等への周知が必要です。 ※名刺・パンフその他印刷物の修正が必要。 ※過去のブログやSNS投稿からのリンクは切れます。 |
メールアドレス | 変更なし |
hello@lyckstill.jp ※外からみたメールアドレスは変わらないため、顧客等への周知は必要ありません。 ※新しいメールサービスでの送受信用の設定をPCやスマホなど送受信端末にセットする必要はあります。 ※Jimdoでメールを利用していた時代のメールについては、バックアップが必要です。現在の設定によっては、Jimdoの満了をもって端末からメールがすべて消失します。 |
|
SEO設定など有料プランに含まれるサービス |
変更あり | 有料/無料プランでのサービス比較はJimdoのページでご確認ください。https://www.jimdo.com/jp/pricing/creator/ |
★いらないから閉めようとおもっていた3.の商品の並んだお店は、無料プランにダウングレードされ、ドメイン(住所・看板)の接続=lyckstill.jpでの表示ができなくなり、SEOなどの有料で提供されていたサービスも終了しますが、なんと!URLがjimdoのサブドメイン★に変わった上で、表示されつづけます!!!!なくなっちゃわないんです!
例えで言えば、
看板は取り外されてしまうけれども、Jimdoさん自身のお店の一角にあなたの商品棚を置いてくれるイメージです。あなたの商品のためのアピール活動はしてくれなくなるけれど、新しい商品(コンテンツ)を置くことも、修正もできます!
もちろん、その無料プランでも表示もしない!完全にホームページは消し去る!とういう選択肢もありますし、
ドメイン自体は持ち続けているので、やっぱり再開しよう!と思ったら、Jimdo有料プランを契約し、再接続すれば、また自分のドメインで同じ内容を表示できる様に復活できます!
※Jimdoのサブドメイン変更が2024年9月下旬に予定されています。
その変更までは、https://www.○○○○○.jimdo.comというサブドメインです。
ドメイン移管・新メールサービス利用にかかるコストは?
パターンAの場合、年間の固定費は¥13,000ほどコストダウン。(2024年7月現在)
費用 | 今まで | これから | |
Jimdo 利用料 | Pro ¥14,400 |
Free ¥0 |
|
ドメイン費用 | Jimdo ¥1,650* | 移管先A社 例 ¥1,287** | |
メールサービス | Jimdo ¥990 | 移管先A社 例¥2,323 | |
合計 | ¥17,040 | ¥3,610** | ー¥13,430 |
一時金 |
ドメイン移管料 移管先A社 例¥1,012** |
+ドメイン移管作業料 +新メールサービス設定サポート費用 ¥25,000〜 |
*指定ドメインの場合(.com.netなど).jpは¥6,380 詳しくはこちら
**移管先&ドメイン種類による(.comなのか、.netなのか、.jpなのか)
リュクスティルに依頼するとどのような作業が行われますか?
パターンAの場合、以下の作業を行います。
ドメイン関連 | メールサービス関連 |
*両方を行うことでメールサービス断を最大限防ぎます。 リアル店舗引越しと同様、しばらく古い郵便ポストに手紙が入る。という状態になるので新旧メールサービスを、Jimdoメール満期まで並行運用します。 |
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自分でもできますか?
パターンAを自力でやった方は、Jimdo内のみの簡単な操作で独自ドメイン・メール設定しているのでDNS設定の経験がないはず。お勧めしません。
パターンB/Cを自力でやった方ならできる、かも?ドメインね!DNS設定ね!やったことあるよ!という方なら、できるかも?
自力で制作された方・今担当者がいない方も、お気軽にお問い合わせください
リュクスティルは専任担当制のため、制作させていただいたお客様には最後までお付き合いさせていただきます!ご連絡ください!
リュクスティルにJimdoのホームページ制作を頼んだことない!自分で作った!という方も、作業承ります!お問い合わせください。
(現在も制作代行担当者がいる方は、そちらにお問い合わせを)